こんにちは。滋賀県守山市で美容師をしている青木愛里彩(アオキアリサ)と申します。 縮毛矯正と髪質改善が得意です。
今回は私がおすすめしているおうちでの正しいヘアケア方法をお伝えしていきます!
せっかく髪質改善に来ても、家でのケアがおろそかになると持ちが悪くなってしまいます。せっかくお金をかけて髪質改善するなら、効果を持続させるためにホームケアにも目を向けていきましょう。
さて、今回は3つの段階に分けてヘアケアをまとめてみました!
忙しいとき〜余裕のあるときでできるヘアケアも違ってくるので、それぞれ生活リズムに合わせてやってみてくださいね。
ヘアケアLv.1 最低限した方がいいこと
こちらでは髪を傷めないために最低限、習慣にした方がよいことをあげています。
まずは今以上にダメージを進行させないように心がけてみましょう。
- お風呂上がりにドライヤーをかける
- 引っかかる髪を無理にとかさない
- 濡れている髪を優しく拭く
- アイロンの温度は120〜140度に下げる
- セルフカラーを控える
え?これだけ?と思われるかもしれませんが、それだけダメージが大きいのもこの5つなのです。
順番に解説していきます!
お風呂上がりにドライヤーをかける
濡れている髪は、キューティクルが開いておりとてもデリケートな状態です。
髪に水分が残ったまま寝てしまうと枕やシーツとの摩擦で髪を傷めます。濡れている状態で過ごすこと自体は問題ないので、寝る前にしっかり乾かしてお休みになるよう心がけてくださいね。
髪の量が多くて完全に乾かすのが大変・・という方は、なるべく髪の量を減らしてもらったり風量の強いドライヤーに変えてみると良いかもしれません。お値段は少しかかるかもしれませんが、乾くスピードが全然違いますよ^^
引っかかる髪を無理にとかさない
毛先が引っかかるとき、絡まってくしが通らないとき、無理に引っ張ってとかしていませんか?
髪は物理的な刺激に弱いので、力任せにとかそうとすると切れ毛の原因にもなってしまいます。
引っかかりそうなときは、まず毛先の方からくしを通して絡まりを解いてからもう一度根元からとかしてみてください。
濡れている髪を優しく拭く
お風呂上がりに髪を拭くとき、タオルで地肌をゴシゴシこすって吹いていませんか?
濡れている時の髪は非常にデリケートで乾いている髪よりもダメージを受けやすいんです。
なるべくタオルで抑えるように拭いたり、マッサージするようにソフトに水分を取ってください。
アイロンの温度を120〜140度に下げる
アイロンの温度は120度〜140度が理想的です。低ければ低いほど髪への負担は少ないですが、低すぎると形がつきにくい髪質の方もおられるので少しずつ温度を下げて低めでちょうど良いところを探してみてください。
セルフカラーを控える
市販で売っているカラー剤というのは、どんな人の髪でもよく染まるように作られています。入っているカラー剤の成分も、サロンのものに比べて髪へ残留しやすかったり薬剤のパワーも強いため髪への負担も大きいです。
また、自分で自分の髪を塗り分ける事はできません。たとえ根元のリタッチだけしようとしても、毛先に薬剤がついてしまうこともありますよね。特に白髪染めをセルフカラーしている方は、お顔周りの生え際部分が傷んでパサついていることも多いです。
これから髪を綺麗に整えていきたい方は、なるべくセルフカラーはしないでサロンで染めることをおすすめします。
※どうしても生え際やてっぺんが気になるから、ホームカラーをしたいという方は一度ご相談ください。
ヘアケアLv.2 基本のヘアケア
こちらでは積極的に取り入れていただきたい基本のケアをまとめました。
無理のない範囲で生活の中に取り入れ、習慣にしていけばどんどん髪は良くなっていくはずです。
- 髪に合うシャンプーを使う
- 髪を乾かす前は洗い流さないトリートメントをつける
- ヘアカラーの全体染めは2ヶ月以上あける
それでは順番に解説します!
髪に合うシャンプーを使う
今使っているシャンプー&トリートメントはどのくらいの期間使っていますか?合わないシャンプーは髪を傷めたり、皮脂を取りすぎて乾燥させたり良くないことも。
「使い始めの1週間はいい感じだったのに・・しばらく使うとそうでもないな」と感じた経験は皆さんよく聞きます。
自分に合うシャンプーの見分け方は、シャンプーの時点で髪が引っかからないかどうか。引っかかる場合は今の髪の状態には合っていないかもしれません。
まずはシャンプーのみ変えてみて、プラスで髪に気を使うならトリートメントもセットで使用してみてください。
髪を乾かす前は洗い流さないトリートメントをつける
ドライヤーの熱から髪を守るために、乾かす前に洗い流さないトリートメントをつけることをおすすめします。
種類はいろいろありますが、ざっくりとタイプ別に特徴をまとめてみたので参考にしてみてください。
- オイル・・・髪の絡まり、引っかかりを取ってくれる。乾いている状態の髪を保湿するのにも使えるものもある。
- ミルク・・・しっとり、柔らかい質感がお好みの方へ。保湿に優れている。
- ミスト・・・お顔の化粧水と同じで内部に浸透して保湿してくれる。ドライヤー前よりもアイロンで髪をセットする前の方がおすすめ。
商品ごとに使用感も違うので、あくまで目安にしてくださいね。
ヘアカラーの全体染めは2ヶ月以上あける
薬剤をつけるということは、どれだけ優しくてダメージが少ないものでも髪へ負担はかかります。
リタッチは根元の健康毛なのでまだましですが、髪を伸ばしている方やロングヘアの方ならなるべく毛先を染める期間は空けるのがベスト。最低でも2ヶ月〜3ヶ月空けられると良いと思います。
もしも染めても1〜2週間でカラーが抜けてしまうようなら、頻繁に染めるのをやめて色持ちが良くなる髪の状態へ改善していくことをおすすめします。
Lv.3 余裕があればやってほしいこと
こちらでは基本のヘアケアにプラスして、余裕があればやってほしいことをまとめています。
いつものヘアケア習慣に加えていただくと、より美髪に近づけるお手入れ方法です!
- お風呂上がりのドライヤーは最後に冷風を当てる
- 眠るときは髪が体の下敷きにならないように
- 乾燥が気になるときは保湿する
お風呂上がりのドライヤーは最後に冷風を当てる
全体的に髪がしっかり乾いたら、最後に熱を冷ますイメージで冷風を当ててみてください。
髪のキューティクルが引き締まりツヤが出て、まとまりも良くなります。また、髪は冷めるときに形がつくので冷風を当てることで寝癖もつきにくくなります。
眠るときは髪が体の下敷きにならないように
毛先を体の下敷きにして寝てしまうと、摩擦で髪を傷めて枝毛や切れ毛の原因になってしまいます。
そうならないために、
- 髪を二つに分けて、肩とあごの間くらいで緩めのシュシュでくくる
- 枕の上に髪を上げる
どちらかやりやすい方法を心がけてお休みになってみてください。
乾燥が気になるときは軽めのオイルやシアバターをつける
乾いている髪につけてもベタつかない、軽めのオイルかシアバターをご用意ください。
乾燥している手にハンドクリームを塗るイメージで、髪も潤いが足りないときはオイルで保湿を。
保湿だけでなく、つけることで紫外線から髪を守ってくれるので冬場だけでなく年中つけてOKです。
最後に
ここまでお読みいただきありがとうございます。
今回は、いつもお客様にお伝えしているヘアケア方法を改めてまとめてみましたが、どれも時間はかからないものをお伝えしています。
一度にすべて取り組むのは大変ですし、忙しいとき、疲れているとき、できない時もあっていいと思います。(私もできないとき、あります)
生活リズムに合わせて出来ることを習慣にしてみてください。
それではまた。
滋賀県守山市で縮毛矯正&髪質改善をするならアオキアリサにお任せください!