こんにちは。滋賀県守山市で美容師をしている青木愛里彩(アオキアリサ)と申します。 縮毛矯正と髪質改善が得意です。
元湿度の有無に関係なくボリュームが出る・ハネる・まとまらない・・
まとまらないからストレートアイロンをしっかり+巻きたいからコテも使う。という方も多いのではないでしょうか。
今日はこのようなお悩みのお客様を縮毛矯正で改善した事例をご紹介します。
目次
今回のお客様
こちらのお客様は湿度に関係なくうねりがある+アホ毛のように1本1本が広がる髪質をされています。
以前は、定期的にストレートパーマや髪質改善トリートメント、酸熱トリートメントなどをされていました。最初は効果を感じるものの、持続性がなく取れると同じ状態に戻ってしまうのがお悩みだそうです。
「やっぱり縮毛矯正しかないのかな〜」と思っていた時に私のSNSを見てくださり、同じようなつや髪になりたいとご来店くださったそうです^^
Before
施術前の状態はこんな感じです。大きいうねりに加えて1本1本のちりつきが見て分かるでしょうか?
また、くせによる広がりだけでなくカラーなどのダメージによる乾燥、パサつきも気になります。
今回はダメージレベルが違う根元・中間〜毛先で薬剤の強さを分けて塗っていきましょう。
After
仕上がりはこのようになりました!
広がりが収まってシルエットが一回りコンパクトになった印象ですね^^お客様もびっくりしておられました。
毛先のデリケートな部分も、大きなダメージの進行もなくキレイに伸びてくれました♪
今回は毛先をそろえる程度でしばらくは伸ばしつつ、何回かに一度は長さをカットしておくと髪を入れ替えていけると良いと思います。
今後のダメージケアについて
今回のお客様のように、アイロンなどの熱ダメージで"カラーの持ちが悪い"とか"毛先がキシキシする"手触りになっている方も多いです。
特に、今後伸ばしていきたい・キレイに改善していきたいとお考えの方はこの傷みの強い部分を少しずつよくしていく必要がありますよね。
そのケア方法についてですが、まず見直すのがこの3つです。
- アイロンの温度を下げる・頻度を減らす・通すときは短時間
- ホームケアを見直す
- カラーの全体染めは2〜3ヶ月に1度にする
順番に解説していくと、
アイロンの温度を下げる・頻度を減らす・通すときは短時間
熱ダメージで傷みが出ているのでその原因を減らしていくことが大切ですね。今回、縮毛矯正をかけたのでクセを伸ばす必要は無くなりました。使うとするなら前髪に軽くカールをつけるとか、毛先を巻くときですかね。
アイロンの温度ですが、毎日使うなら120°〜140°までにしていただくと良いと思います♪
アイロンの設定ってたいていマックス180°〜200°まで出せるものが多いと思うのですが、意外と低めの温度でどこまで形がつくのか知らない方も多いです。案外低めの設定でも形はつくので120°〜140°で試してみてくださいね。
また、毎日使っている方はなるべく髪を休ませることと、アイロンを髪に通すときは3秒以上通さないようにするなどの工夫をしていただくと◎
ホームケアを見直す
ホームケアはお客様自身がお家で行っていただくものなので、「なるべく手間がかからない・続けられる」内容をお伝えしています。
ざっくりまとめると、
○お風呂上がりに洗い流さないトリートメントをつけて完全に乾かす
○朝起きて乾燥していたら毛先に軽めのオイルをつける
この3つです〜^^
こちらを徹底していただけると、今よりも髪の状態は落ち着いていきますし傷ませるサイクルからは抜け出せるかと・・!
もっと良くしようと思うとトリートメントにもこだわるとか、他にも方法はあるのですがとりあえずこの3つを実践してみてください♪
カラーの全体染めは2〜3ヶ月に1度にする
カラーのサイクルは、お客様一人一人の感じ方や白髪の有無などで個人差があるので、いつ染めるのが正解!という答えはありません。ただ、ダメージさせないためにで言うと、根元を毎月染めるのは構いませんが毛先まで全体染めるのは2〜3ヶ月以上空けるほうが髪への負担は減ります。
髪を傷めると、色持ちが悪くなる→短期間で染める→さらに傷む・・という悪循環に陥ってしまうので、なるべく今より傷めないサイクルを作っていくことが重要だと思います。
色の褪色が気になったら、カラーシャンプーやカラートリートメントなど染めなくても抜けた色素を補ってくれるアイテムもあります。
こちらのヘアケア用品に関してもまたご紹介していきますね^
大阪/西梅田で縮毛矯正&髪質改善をするならアオキアリサにお任せください!